2009年12月28日月曜日

バイク用ヘッドセットコードの作成

以前、無線屋さんで作ってもらったヘッドセットのコードの事です。
ナビ用と無線用に二本作ってもらいました。
最初、二つのコネクタの使う方にヘッドセットを接続して使おうと思っていました。
ところが、なんとかミキサーを自作できないかと考えていると、できそうな事が分かってきて…
ミキサーは抵抗を3つほど使ったパッシブミキサーという簡単な回路を予定。
そこで、組み込む抵抗の値を決める為、電気の専門家であるFさんにお願いして、無線機とナビの入出力がどのようになっているかを調べてもらいました。

事前にヘッドセットのDIN5ピンプラグのピンアサインを自分で調べておきました。
下記の図のようになっているようです。


PTTスイッチを含めた無線機へのラインですが、素人の私にはやはりちょっと難しい。
Fさんがテスターを使って手書きで図面を作成。



図面が出来たらすぐに作業開始。
はんだを使って手際よくコードを作っていきます。コードの被覆を剥いて、半田でつけて、さすがに作業が早いです。
次回から自分で出来るように、作業をじっくり眺めさせてもらいました。




出来上がったコードを無線機とナビに繋いで見ます。
まずはナビ。再生している音楽が聞こえました。BTで接続した携帯電話でも通話が出来ます。OK!
次に無線機。問題なく通信が出来ました。こちらもOK!
最後に、両方を同時に使ってみる。両方の音が同時に聞こえます。素晴らしい(^^)v
ただ、PTTを押すとナビの音が無線機側に回り込んで送信されてしまいます。何で?
しかも、ヘッドセットをコードから抜くと、無線機が送信状態になる…
そこで極性のあるコンデンサをコードの中に組み込んでみました。



その後、もう一度テスト。
音声の回り込みは止まりませんが、ヘッドセットを抜いた際に無線機が送信状態になる現象は改善されました。コンデンサー効果ありです(^^)v
ただし無線で送信後にPTTスイッチを離す(オフにする)と、一瞬だけ送信状態となる現象が発生。
これは、コンデンサの容量が大きすぎるため、コンデンサに溜まった電流が流れているようです。
そこで、コンデンサの容量を小さいものに変更。
その結果、送信後の不具合は解消されました。
最終的に出来たのがこのコードです。



3本足のコードで、夫々の足は下記の様な感じです。
・真ん中がヘッドセットを繋ぐDIN5ピンジャック
・左が無線機を繋ぐDIN5ピンプラグ
・右がナビを繋ぐSPK(3.5)/MIC(2.5)プラグ

ミキサーを使わなくても、コードだけで単純にやりたい事が出来ました。
さすがはFさん、良い仕事をしてくれました。
仕事納めの前日、しかも夕方に押しかけてすいませんでした。
快く引き受けていただき、ありがとうございました。

2 件のコメント:

GAZZY さんのコメント...

まつさん こんばんわ

ゲゲッ全然わかりません(^^;)
電気の事は難しいですねぇ。。。だから数学不得意なんですよ(笑)
これでますますツーリング仕様ですね。
春が待ち遠しい!

まつ さんのコメント...

>GAZZYさん、
こんばんは。
私もさっぱり…(爆)
関東の皆さんでも無線が盛り上がっているようですね。
GWはお仲間に入れてください。
ほんと、春が待ち遠しいです(^^)v