昨日の雪崩講習で、「雪崩エアバッグ」なる物を耳にした。
前に一度聴いたことはありましたが、その存在を忘れてました。
講師曰く、「雪崩に遭ってもエアバッグを装備していれば、エアバッグそのもののメカニカルなトラブル、もしくは岩や木への激突が無い限り、死亡することは無いでしょう」 との事。
それを聞いて命根性の汚い自分は、「そのうち買おうかなぁ」なんて考え始めた次第です(笑)
全くの私感ですが、従来の三種の神器「ビーコン、シャベル、ゾンデ」は、どちらかというと捜索者にとって有効な装備だと思います。完全に雪の下に埋没した要救助者にとっては受身ですよね。
でも、この雪崩エアバッグというのは今までの埋まった人を探す装備とは考え方が違い、雪崩に遭っても埋まらない装備と言えるでしょう。かなりアクティブな装備ですよね。
日本で本格的に買えるのは来シーズンからのようですね。
海外ではどのような物が出回っているのか、今のうちから調べておきましょう。
◆ABS(Millet、Arva、TNF)
取り外し:△(モデルによる)
再充填 :×(新規ボンベ購入)
価格 :$1040~
特徴 :最も大きいエアバッグ。無線で遠隔からエアバッグの操作が可能。
◆BCA
取り外し:×
再充填 :○(スキューバショップにて)
価格 :$685~785(最も安い)
特徴 :最も安い価格帯。18L、30L、36Lの3サイズ。ジッパーで開閉する個室あり。
◆Mammut(R.S.A/Snowpulse製)
取り外し:○
再充填 :○(スキューバショップにて)
価格 :$840~
特徴 :バッグから取り外し可能なエアバッグシステム。22L、30Lの2サイズ。エアバッグの詰め直しが簡単。
◆Mystery Ranch
取り外し:○
再充填 :○(スキューバショップにて)
価格 :$850
特徴 :取り外し可能なエアバッグ。空の気室と入れ替えることで、夏冬両方の季節で使える。
◆Snowpulse(Lifebag model)
取り外し:×
再充填 :○(スキューバショップにて)
価格 :$899~
特徴 :頭部、肩、胸部を完全に保護し、プロテクション性が最も高い。
今日、MammutとTNFのショップで聞いてみたのですが、どちらにも商品情報さえありませんでした。
このネタは、しばらくは待ち状態になりそうです。
今年は、三種の神器で頑張ります。
2 件のコメント:
だいぶ前から気になっていたんですが、やっと来シーズンから国内でも販売される雰囲気なんですね。
バイクでもhit-airが気になります。
>まいき~さん、こんにちは。
メールでお知らせした通り、BCAは既に日本で正規代理店から販売されてるようですね。
次回の山では、見せてくださいね(笑)
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