2011年12月3日土曜日
Avalanche Night
今日、雪崩講習会に行ってきました。
講習会と言っても、初級者向けのものです。講師の方の話も分かりやすく、概ね理解できました。
今日理解できた事。
・冬の山に入るからには、雪崩の危険が付きまとう
(結構身近です)
・雪崩による死亡事故の65%が埋没後の窒息による物。 (あまり寒さを感じる余裕は無いでしょう)
・埋没後、10分から15分で生存の可能性はほぼなし。
(ビーコンって、死体発見のための道具なのですね)
というわけで、気象条件、雪の状態、山の形と自分の位置、などらから自分で判断して危険を回避しなければなりません。
もし仲間が雪崩に巻き込まれたら、10分以内に掘り出すことが重要です。
時間との戦い、かなり厳しいですね。
今まではそんな知識も無しに、冬に山に入ってました。
知らないって、怖い(^^;
動画なども織り交ぜながら説明を受けていると、ちょっと怖くなってきました。
『こういう場所が危ないんですよ!』って言われるところって、滑ると楽しそうなところが多いので…
雪崩に巻き込まれたとき、1立方メートルほどの雪の塊は、乾いた雪でも250kg以上、湿った雪だと400kg以上だそうです。埋まったら、身動きできません!
殆どの人は、足を取られて転倒、そのまま流されて最後は埋没してしまいます。
<ボード中の雪崩動画>
そこで、今の装備に追加して、自分の身を守るために準備しなければならない物が二つ出てきました。
ひとつはヘルメット。流されたとき、頭を岩や木にヒットさせないようにするためです。
そしてもう1つは「雪崩エアバッグ」、これは高くてしばらく買えそうにありません。
ただ、これをしていれば雪崩の時も埋没せずに済む確立が高いそうです。サバイバル率98%との事。必需品でしょうかね。
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2 件のコメント:
こんばんは。
いろいろ山の本は読みましたが、雪崩で怖いのは圧死もそうですが、落下先端部に起きる衝撃波だそうですね。
鉄塔を吹き飛ばしたり、鉄骨を曲げたり・・・
まるきりスキーできない私には無縁の世界ですが。
>いちごさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
衝撃波は怖いですよね。映画とかで凄いのやってますね。
ただ、雪崩でも発生頻度の高いものは比較的小さな物なんです。
ただ、巻き込まれたら骨は折れると思います。
気をつけます(^^;
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