2014年8月31日日曜日

BRM830札幌新パノラマ300

昨日土曜日に行われたBRM830札幌新パノラマ300、とりあえず完走できました。
300kmの距離に5つの峠があり、獲得標高は4,000m以上。
厳しいコースである事は予想しておりましたが…
下記画像クリックで、GARMINCONNECTが見れます。


札幌さとらんどを7:00にスタート後
新川通に入ると皆さん結構なハイペース。
ちょっと気合いを入れて追走、PC1(小樽・奥沢)に8:37に到着。
そして、店の前からいきなり最初の峠(毛無峠)への上り坂が始まるのでした(笑)

最初の峠なのに足が回らない。何人かに追い抜かれて、早い人は足が軽やかにクルクル回っている事に気づく。自分は一所懸命ペダルを踏み込んでいた。何かで「ペダルは踏むのではなく回す」と読んだのを思い出す。
そして、その場の実践で上り坂でクランクを回すには、引き足が重要である事を悟る。そこからクランクを回せるようになりスピードがアップ。一つ開眼したかも。
私の前を走り、奇麗なペダリングを見せてくれた方に感謝!

一つ目の毛無峠越え。一応走りながら写真を撮りましたが全く余裕が無く、何を撮っているやら分かりませんね。これは展望台駐車場です。


そして、二つ目の峠はR393、赤井川村と倶知安町を結ぶ樺立トンネルの峠越え。
この時点で、私の足は既に自分の足では無くなっておりました。
余裕が無かったので、ここの写真は無し。
ここではスピードが激落ち。回すペダリングで普段使ってない筋肉を使ったせいで消耗したようです。
開眼も長続きせず(爆)
何とかごまかしながら倶知安にたどり着き、降り切ったところのセイコマで昼飯。とりあえず水分補給の他に、おにぎり二つと、手巻き寿司1本食べました。酢飯が旨かった。

10分程補給タイムの後、すぐに三つ目の峠である五色温泉の峠に向かいます。ヒルクライムレースのコースでもあるこの道。両足が攣って2度程足を着いて休憩。片足でクランクを回しながらもう片方は休みを入れるなど、何とか峠を克服。
通過チェックポイントで時間を記入してもらう。
その頃から雨が振り出しましたが、降りてしまえば雨もやみました。
稼いだ高度を一気に使い果たして、PC2(蘭越)に14:05に到着。


このPC2ではミスコースで時間を浪費。けっこう間違えた方もいらしたようで、この部分は分かりにくいコースでした。
五色温泉でせっかく稼いだ高度も、蘭越まで一気に降りる非常なコース取りでリセット(笑)
ここからは最難関である4つ目の新見峠越えです。
ここ、半端じゃなくきついです。GPSデータを見ても、標高がほぼゼロの地点から730mまで昇りまたゼロ地点に戻るというコース。
降り切ったところの通過チェックポイント(岩内)に15:57に到着。
枯渇した塩分をラーメンで補給。既に何も残っていない両足を少しでも休めるため、ちょっと長めの休憩を取りました。



そして、最後の5つ目の峠(当丸峠)です。
夜間の峠越えはどうしても避けたいと思い、登坂開始を17:00に目標設定。
実際は17:30となってしまいました。
登っている間にもどんどん日が落ちて行きます。
頂上到達時はなんとか日が残っていて一安心。


この峠は途中に数カ所の覆道があるのですが、その中は積雪が無いため勾配が他の部分に比べて急になっているんです。
そのおかげで、覆道が嫌いになりました(笑)
峠を降りた頃はすっかり日も落ちて、PC3(古平)に18:54に到着。
疲れが出たのか食欲がわかず、アイスでごまかしました。



ここまでくれば、あとはゆっくり札幌に戻るだけ。
気持ちは早く帰りたいのに、足が思う様に回らず。余市と小樽の間あたりで頭痛と目眩がしたのは、ハンガーノック手前だったようです。
すぐに止まってパワージェルをじゅるじゅると吸い込む。あのジェルがこの時程美味しく感じた事も今まで無かった。甘さと塩味が体に沁みました。

古平から札幌までは意外と遠く感じましたがが、なんとかさとランドに23:16に到着。
合計タイムは16時間16分。
最終区間(77km)に4時間も掛かってしまった。途中、急遽補給を余儀なくされたとしても、この辺りで非力な自分を痛感しますね。
自分なりに頑張った結果なので、納得しましょう。

AJHの皆様、参加者の皆様、お疲れさまでした。
また次回、よろしくお願いします。

2014年8月23日土曜日

早くも終了

79Duraのチェーンリングが磨耗してアウターが使えなくなった我がメインマシン。
来週末は札幌パノラマ300kmがある。
と言うわけで、昨日の夜に修理に出しました。

修理の選択肢は三つ。
①チェーンリングのみ交換で25,000円
②クランクごと交換して50,000円
③コンポ全交換Ultegra 11sで100,000円
この価格差を見て、迷わず③を選択。


で、今日の午後に、ショップから「出来ちゃいました」と電話が入った。
組み直しに24時間掛かってません。
早っ!(笑)
組み直しだけじゃ無く、ヘッドパーツなどコンポ以外の各部の調整までしてくれてました。


結果、素晴らしいです。
6800は7900と比べて、シフト性能、ブレーキ性能、共に格段に向上してます。恐るべしUltegra。


シフト時のレバーのストロークも短くなり、ロングライドには有難い。


クランクはこれまでの52-39から、52-36とワイドになりました。


スプロケットは、12-27から11-28へと、こちらもワイド化。
この組み合わせで欲しかったコンパクトクランクは不要になりました。


ショップの前を試乗した限りでは、大満足です。ホビーユーザーにはこれで十分。
9000Duraにも乗りましたが、正直、大きな違いは感じません(笑)
まぁ、私が違いの分からない男でしか無いって事なんですが (^^;;

明日の朝は早起きして、試運転を兼ねて近場を流して総チェックします。

11s化の為に替えたホイールの話は試運転の後にしておきましょう。
明日が楽しみです。

短時間に良い仕事をしてくれた、サイクルショップ中村さん、メカニックのSさん、いつもながら信頼に応えてくれ、こちらの期待以上のお仕事をしてくれました。
今回も有難うございました。

2014年8月11日月曜日

無知

我ながら、物事を知らない事ほど怖いものは無い(笑)

自転車でクランクにトルクを掛けると、数丁空転する症状が出だしました。
チェーンが伸びたかも…、と自己診断。

行きつけの店にメンテに持って行くと、「クランクの歯が減りすぎです」との事。


アウターとインナーの歯車の形を比べると一目瞭然。
まるでサメの歯です(笑)
それにしても、クランクの歯がこんなになるまで自分が自転車に乗るとは思いませんでした。

チェーンリングを替えるとすれば、それだけでも、¥25Kほどします。高い!
そもそも、メーカーはお盆休みなので、パーツの入荷は月末との事。

どうしよう。
今週末のセンチュリーランは、トルクをかけずに回すしかなさそうです (^^;;

BRM809 大雪600km 終了

土日に行われたBRM809ですが、とりあえず完走できました。おかげさまで2年連続SRも達成できましたし。
リアルやブログ、FBなどで応援していただいた皆様、ありがとうございました。

昨年に続き2度目の参加だった600kmですが、今回はカンチェさん考案の作戦で、十勝清水と足寄で大休憩を取りました。
十勝清水では豚丼を食べた後しばし休憩。
足寄では、空前の参加者80名という事もあり、混雑が予想される陸別では仮眠せず、手間の足寄で民宿を予約しました。ここでお風呂に入って布団で2時間眠る事ができたので、心と体がリフレッシュ。
そのおかげで昨年よりも体のダメージは小さく、走りを楽しむ事が出来ました。
カンチェさん、ありがとうございました。

<作戦によるメリット>
大休憩、恐るべし。
体へのダメージを小さくすることで、周囲の景色を楽しむ余裕も生まれました。昨年はそんな余裕は全く無かった!

<作戦によるデメリット>
タイムは大きく犠牲になります。大休憩後にはほぼ最終走者状態 (^^;
最後尾である事を自覚しても焦らない気持ちで走りました。

<作戦総括>
自己記録更新が楽しみである自転車ですが、制限時間を一杯に使って走ることで旅というブルベの楽しみ方が広がります。私にはこちらの方が合っているみたいです。

GPSログは下記が像のような感じです。最後にGPSの電池が切れて一部欠落したのが残念ですが、これも良い思いでということで(笑)


もう一つ、今回実感したのが人間の体調って日によって大きく変わるものだって事。
前回1,200kmでは夜のスタートである事も重なって、昼間人間の私は体調が振るわず、体も動かずで前に進むパワーが出てきませんでした。
ところが朝スタートの今回はかなりの好調で、最後までペースが落ちませんでした。
ひたすら眠いのは相変わらずでしたけど、睡魔だけはどうする事も出来ず…
走りながら何時しか眠り込み、炉外転落未遂とセンターライン越えを何度か繰り返しながらも怪我なし(笑)

間近に体調が絶不調の方がいらしたのですが、弱音を吐かず、途中で投げ出さず、そのときの全力を出して600km完走を果たした姿を見せつけられました。
毎度の事ですが、不屈の精神力を目の当たりにし、己を省みて反省しきりです。
今回も色々とありがとうございました。

というわけで、17日はCR羊蹄山麓、30日はBRM830パノラマ300kmと、まだまだ自転車シーズンは続きます。
皆様、よろしくお願いします。